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鳥に生まれることができなかった人へ

2021年に読んで良かった本を並べる

2021年はあまり本を読みませんでした。本を読んで勉強、というよりもコーディングしている時間がずいぶんと長かったです。買うには買ってたんですが、積読状態になってしまっています。早く消化しないとダメですね。

🥉 第3位 モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書

ES2015以降のJavaScriptの解説から始まり、Reactに関してコンポーネントやReact Hooksの説明、さらにはCSSの扱い方(CSS ModulesやStyled JSXなど)、TypeScriptまで広く浅く学べる良書だと思います。

この本を含め、2021年はreactの本が多く出版されました(恐らく4冊)。それまではVue.js一辺倒で、Reactの書籍はすごく少ないイメージだったんですが、何かあったんでしょうか。

某著者の本を除き、私は以下の2冊も購入し読みました。

内容としてはReactハンズオンラーニングも狭く深くでとてもいい本です。ただ、タイトルに反し、まったくハンズオン形式じゃないことにはイラっとしました。

基礎から学ぶ React/React Hooksも丁寧に書かれている良書で何度も読み返しました。某著者の本を除き、新しく出版されたReactに関する本はどれもいい本だと思います。

React初心者の方は「モダンJavaScript~」もしくは「基礎から学ぶ~」を選び、もう一歩深くまでReactを学びたい人は「Reactハンズオンラーニング」を選択するのがいいと思います。

🥈 第2位 白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険

出版社リンク

なんとこの本、いわゆる「技術書」ではなく、少年ガレットが大魔導士アルドゥインのもとで魔法を学んでいくというファンタジー小説です。その物語を通して、形式言語とオートマトンの概要について学べます。

主に遺跡が物語の鍵になるんですが、その遺跡の内部の部屋には白の扉と黒の扉があり、ある手順に沿って扉を選択し進んでいくと出口に出られます。〇と●で書かれた古代言語を解読・駆使し、少年ガレットが遺跡の謎を解き明かしていくというストーリーです。

入門書として分かりやすく、そして物語としても普通に面白くて困る。類似シリーズ?として、チューリングマシンについて学べる精霊の箱という書籍もあるので、今年はこれも読むつもりです。

🥇 第1位 作って学ぶ HTML&CSSモダンコーディング

著者のエビスコムさんは、私がこのブログを始めるきっかけになったWebサイト高速化のための 静的サイトジェネレーター活用入門も書かれています。

モダンコーディングというタイトル、また著者NOTE

IE を気にする必要がなくなったこのタイミングで、レスポンシブWebデザインをマスター(再確認)するための本として出来上がったのが、今回の『作って学ぶ HTML&CSSモダンコーディング』です。

という言葉が表す通り、IE対応という制約がなくなりモダンなHTML & CSSをゴリゴリ使っていける今だからこそ読みたい本です。

HTMLとCSSの学習や基礎の習得はなまじ簡単に出来る分、最新情報のキャッチアップに力をいれずモダンなコーディングが出来ていないことに気づきました。もちろんネットで情報を集めるくらいは行っていましたが、やはり書籍で体系的に勉強できるのはいいですね。

この本を読んでから、これまでに作成したWebサイトのCSSを全て見直すことにしました。

更新履歴
  • 2022年5月25日 : 出版社リンクをリンクカードに差し替え。誤字脱字を修正。